「油分け算」は「一斗樽に油が一斗入っています。七升枡と三升枡を用いて、一斗桶と七升枡にそれぞれ五升ずつ分けなさい」という問題です。
これは江戸時代中期に流行した日本独自に発達した数学、「和算」の問題のひとつです。吉田光由著『塵劫記』に紹介されています。
【 遊び方 】
◆ルール・・・目標値の量だけ油を枡にくみ出せばクリアです。
◆枡には目盛りが無いため、油は「移す先の枡がいっぱいになる」か「移すもとの枡が空になる」まで移動できます。
◆「油桶」からはいくらでも油がくみ出せるものとします。
◆「油桶」に油を移すことで枡を空にすることができます。
◆枡の量の変更・・・枡の量(1L〜15L)や目標値を変更して設定することで様々な問題に挑戦できます。
初期設定では「7Lの枡と3Lの枡で5Lを量る」問題です。
以下に例題を掲載しておきますので、やってみてください。
◆「5Lの枡と3Lの枡で4Lを量る」
◆「9Lの枡と7Lの枡で1Lを量る」 など・・・